読むだけで分かる!介護福祉士の実技試験まとめ【日程・料金・免除】

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介護福祉士の筆記試験に合格後、これまでは実技試験に合格しなければ介護福祉士試験には合格できませんでした。

しかし、実技試験が免除される方法があります。

そもそも、平成29年の介護福祉士試験から「実技試験が廃止される」という話もありますが、近年の介護福祉士法の改正により介護福祉士国家資格の受験資格が厳しくなっており、今のところこの情報も定かではありません。

そこで今日は、平成29年以降の介護福祉士の実技試験の概要と免除の方法についてお伝えします。

介護福祉士の実技試験

介護福祉士の実技試験の所要時間は5分間以内です。

実技試験は、「出題基準」(試験委員が試験課題を作成するための基準)に基づいて作成されています。

特に「介護の原則」「健康状況の把握」を適切に表現することが重要です。
その上で「身体介護」を提示された課題に沿って行うのが原則です。

その中でも「介護の原則」には

  • 安全・安楽(転落・転倒・強打の防止、麻痺側の保護、誤嚥の予防)
  • 自立支援(残存機能の活用、意欲の促進)
  • 個人の尊厳(コミュニケーション、事前の説明と承諾、自己決定、接遇)

などがあります。

「個人の尊厳」においては、今から何をするかの「事前の説明」、声掛けなどの「言葉遣い・接遇」を怠ったことにより不合格となることが多いのはよく知られています。

介護技術の点で合格点があったとしても、個人の尊厳を守れていなければ合格が難しいということになります。

採点においては近年問題が複雑化しており、100点満点中「約55点以下」でも合格しています。
より複雑な問題の場合40点~50点でも合格となっていますので、「試験の課題を最後まで終えることが出来なかった」「要所ごとに失敗した」などがあっても不合格となるとは限りません。

もし、仮に試験中に介助の仕方を間違えてしまったら、「すみません。間違えてしまったのでやり直しますね」と対象者に一言掛け、正しいと思う介助や声掛け等をやり直すことは有効とされています。

真摯に向き合っているかも試験官に見られているのです。

 

実技試験を免除になるには

平成28年度(第29回)試験以降から、介護福祉士の受験資格として「実務経験3年以上」に加え「実務者研修」の修了が必要となりました。

その為、実技試験を免除されるには実務者研修(6ヶ月以上)を必ず受講する必要があります。
※「実務者研修」の修了で実技試験が免除になるのは、「実務経験3年以上」の方のみです。

 

実務者研修とは

2013年度からホームヘルパー2級は「介護職員初任者研修」に移行され、介護職員基礎研修・ホームヘルパー1級は「介護職員実務者研修」に改編されました。

これにより今後創設予定の最上位資格である認定介護福祉士(仮称)へのステップアップルートが明確になり、資格取得者もスキルアップをしながら働くことが可能となっています。

 

実務者研修の受講時間・有資格者の受講免除制度

実務者研修は介護系の資格の有無や実務経験に関わらず、どなたでも受講が可能です。
しかし有資格者に対しては受講を免除する制度があり、受講料も減額されます。

介護系の資格を持っていない人は450時間(6か月)の受講が必要です。

介護職員実務者研修の免除時間

  • 資格なし 450時間(0時間)
  • ホームヘルパー3級取得者 420時間(-30時間)
  • ホームヘルパー2級取得者 320時間(-130時間)
  • ホームヘルパー1級取得者 95時間(-355時間)
  • 介護職員基礎研修取得者 50時間(-400時間)

実務者研修の料金

講座の受講費用は所有資格やスクール・講座によって異なりますが主に2万円台~となります。

また、各県や市区村のハローワークが斡旋している「実務者研修」においては、テキスト代のみで講習料金がかからないものもあり、この場合は働いている事業所を介して応募する形がほとんどとなります。

料金もお得ですので、事業所と相談して申し込みをすると良いでしょう。

受験申込時に実務者研修を修了していない場合の申し込み

受験申込時に、実務者研修を修了していない場合は、「実務者研修修了見込証明書」を添付し、「実務者研修修了見込み」として受験申し込みを行います。

実務者研修修了見込みで実技試験の免除申請をした方は、実務者研修修了後に交付される「実務者研修修了証明書」を速やかに、試験センターに提出する必要があります。

提出は期限がありますので、提出を忘れないよう気を付けましょう

 

まとめ

平成28年の介護福祉士試験から、実務経験だけでは試験を受けられなくなり、介護福祉士の資格を取得する為には、誰もが最低でも「6か月の実務者研修を修了すること」が義務付けられました。

しかし実務者研修を受けることで実技は免除されますし、しっかりとした技術と知識が身につくことを考えれば、介護業界の質の向上が期待できるのではないでしょうか。

介護福祉士試験を考えている人は実務者研修の申し込みを忘れず行いましょう。

 

 

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