介護士に聞いた介護の仕事をする上で大切な3つの事

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虐待や拘束等のニュースが世間を騒がせる事がありますが、同じ業界の人間としては憤りを感じるとともに業界の中から行動を起こさなければならないと思っています。

そこで既に介護職員として勤めている方には振り返りとして、これから介護職員として働こうか迷っている方には介護職員として働く前に知っておいて頂きたい大切な事をお伝えします。

介護はサービス業という事を忘れない

平成12年に介護保険法が施行されてから今年で15年になります。

この法律に基づいて始まった介護保険制度では、介護保険事業者と利用者の間でサービス利用の契約を結ぶ事になっています。
つまり利用者が利用する介護保険事業者を選ぶ事が出来るという事です。

介護が属する福祉業界もサービス業である事を忘れてはいけません。

サービスの利用開始前に見学をする高齢者と家族は多いです。
その見学時に1人でもスタッフの接遇に問題があれば、利用を検討している高齢者と家族の目にはどう映るでしょうか。

勤務時間中の行動は個人の行動ではなく法人としての行動と見なされます。

「Aっていう施設のBさんの接遇は良くない」ではなく、「Aっていう施設の接遇は良くない」という評価になり、悪い評価ほど口コミで広がるのは早く収益を逃す事に繋がりかねません。

 

高齢者の心理を理解する

介護を受けるのは高齢者です。

対して介護を提供するスタッフは高齢者から見ると子供、或いは孫の世代に当たります。
世代間もあり、物事に対する考え方や感覚は大きく違います。

これを理解して接するようにしないと、関係性にズレが生じます。
このズレを積み重ねた結果、いずれ苦情となったり互いに苦手意識に繋がります。

その職員に対してだけ介護拒否があったりする様になる等して、百害あって一利無しという状況下に置かれてしまう場合が多いです。

しかも高齢者に1度植えられた苦手意識は簡単には払拭出来ず、困難な状況が長期化します。

これが何を意味するかというと、周りの職員がフォローしなければならない状況が暫く続くという事です。

同僚に迷惑が掛かるだけでなく上長の評価にも繋がります。

 

人としての尊厳を尊重する

要介護者は身体上の障害を抱えているか、認知症を患っているか、或いはその両方で支援を必要としています。

ここで考えてもらいたいのは、身体上の障害や認知症を理由に支援が必要である事は尊厳を否定されなければならない事なのでしょうか?

答えはノーである筈です。

どんな理由があっても尊厳を傷付けられない権利があります。
尊厳を尊重するというのは福祉の人間である以上、特に気を配らなければならない事として念頭に置いておかなければなりません。

 

まとめ

もし介護の仕事をしようか迷っている方は、特に最後の尊厳について書いてある部分は絶対に忘れないで下さい。

中にはAさんではなくAちゃんと呼ぶ、或いはあの子・この子というスタッフもいますが、利用者は友達や小さな子供ではないという事は当たり前ですがわきまえる必要があります。

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